レコード生産国による仕様の違いについて紹介します。
こんにちは。VIBSRECORDS代表のDJ Yasuです。
本日はNinja Tuneの名作アルバム「Very Mercenary / The Herbaliser」を例にとって説明します。
ひょんなことから二枚保有することになったアルバムですが、細部に渡ってそれぞれに違いがあり、なかなかこれが面白いのでご紹介します。アナログレコード盤は内容が一緒でのようで生産された国や、プレス工場の違い等から仕様に違いが生じます。
England盤
・ジャケットの素材をデザイン箇所により変えていて、コレクター心をくすぐる仕様となっており、ディスプレイしても映えそうです。音はキュッとまとまった感覚で、よりリスニング向きに適していると感じます。
Canada盤
・ジャケットはEngland盤と比べて凝っていない。
・盤のラベル部はダークな印象。
・音が太い。より現場向き仕様だと感じます。
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生産時のプレスミスの可能性も疑われますが、
Side Dの1曲目、「Let It Go featuring What What」で、スタートの一拍目のキックがカナダ盤には収録されておりませんでした。個人的には音質含め、現場向きはカナダ盤、かけっぱなしでじっくり聴くにはイングランド盤が優しい音で良いのではと思いました。
同じレコードなのに、取り扱い口が違うだけで、違いが生じるのは自然だと思いますが、
よく見ないと気づかなかない点で、わかる人はわかるといった所でもあります。
こういう部分もレコードの面白い所の一つです\(^o^)/
【関連】
ヒップホップのアナログレコードシングルによくある話。収録の様々な楽曲のバージョンについて。
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