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2019/02/25

サンプラーに対する俺の思い。DJ YASU

サンプラーに対する俺の思い。DJ YASU

サンプラーへの思い


こんにちは!VIBESRECORDS代表のDJ YASUです!今回は僕のサンプラーを使った作曲に対する思いを書きます!


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 サンプラーは夢のような機材だ。


代表格のサンプリングマシン「MPC」の16個のパットに、例えば手を叩く音や、自分の今まで注目することのなかった音、あるいは叫び声や至る所にある音を録音(サンプリング)して、それを一気にリズムにのせ旋律にのせ、更にはメロディーをつけてみれば、自分だけのオリジナル楽曲が出来上がる。
 

一方、録音に対する考えには慎重にならなければならない。

  
著作権を侵害された等の大きな訴訟は、サンプリング文化が一気に拡大したヒップホップ創世記である70年代〜90年代の時代にかなりあったようだ。
 

アメリカの話だが、訴えられた事を皮肉った曲を出したりしているアーティストがいるのも、アメリカらしいと思うが、訴訟を自分のバネにしてしまうのは、ものすごいパワーだと思う。 


ところで、よく DTM と比較されるがサンプラーの音作りは DTM ではない。(DTMとは「desk top music」の略語で、楽曲の制作段階においてパソコンが必須となる。) 


体験すればわかる話だと思うが、 パソコンと一緒に使える機種があるが、そもそもサンプラーはハード機材であり独立した専門の音楽制作コンピューターだ。 


それゆえに一台一台の性能、音質などの個性が光る。 


DTMは素材も多く、今後の可能性は未知だが、僕は、現時点で「創り出す」という行為において、DTMの機能が不要になる事が多い。 


「音を感じ、自分の心と対話しながら一つ一つの音を生み出し、紡いでいく。」


その点でサンプラーを使った楽曲制作は、自分に向く。その作業が好きだ。


DTMのように波形を目で追えない所が、逆に自分にプラスに働いていると言える。 
出来合いの素材だけで作ったビートではない。それがサンプラーの強みだ。
 

故に簡単に、スピーディーにという言葉は正直当てはまらないかもしれない。 


だから、完成へ向け一生懸命練習し、努力するのは当たり前なのだけれど、実際その向こうにいけなければ何も始まらないだろう。


日の目を浴びる事が出来るのか? 始まるかどうかすらも分からない世界だ。  


完成した音を人に聴いてもらえるレベルかどうかを自分だけで判断するのは難しい事もある。 これで良いだろう!と広くアップする前に、これで良いだろうかと常に自分に問いかけることが必要だと僕は考えている。
 

自分の近い友人に時間を作ってもらい、実際に聴いてもらうのも良いだろう。 
工夫する事は大事だ。 


なんでもアップロード出来てしまう時代には落とし穴がある。 1日やそこらで出来たビートは、結局そこまでのレベルの音であるということだ。 


僕は、魂の鼓動が高鳴り、鳥肌が立つような旋律を奏でたい。 
サンプラーで音を創る。それは、神聖な行為だ。 


数十年も前の録音物からアイデアを拝借することも多い。 
それを機械の中でぐっちゃグチャにする。時にはそのまま生かす。 概念を壊す。 壊してそれを再生し生まれ変わらせる。 それを延々と繰り返す。 


まだ僕は40代そこそこの中年なので、こんな事言ったら年長者から生意気に思われるかもしれないが、 先を考えると少々人生が短いと感じている。 あと何曲作れるのか? 命懸けだ。 僕にとってのサンプラーの使い方はそうなのかもしれない。 


伝わるかどうかなんて分からない。 でもやるしかない。 というか、やりたい。 


簡単ではないし、ギリギリのラインを渡っていると感じることがある。 でも、楽しい。やりたい。 


音を創る事は、DJと似ているが別物だ。 


 僕は、その楽しさを伝える立場でもある。 


だから、もっともっとやりたいんだ。






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